iPhoneXsMaxの大きさと重さを比較してみた
iPhoneXsMaxは大きさも重さも今までのiPhoneよりも大きいので、実際の使用感や便不便について知りたい人も多いことでしょう。
Appleの公式サイトでも比較できますが、3機種までなので、個々では現行4機種に絞って比較していきます!
iPhoneXsMaxは重厚長大
最初に結論を書いておくと、iPhoneXsMaxは現行のiPhoneシリーズの中で大きさは2番目、重さは1番重いiPhoneです。(2019/5/16現在) 実際に持つと、手の大きな人でも片手だけで操作するのはかなり厳しいと思います。比較表 | iPhoneXsMax | iPhone8Plus | iPhone8 | iPhoneSE |
高さ | 157.5 mm | 158.4 mm | 138.4 mm | 123.8 mm |
幅 | 77.4 mm | 78.1 mm | 67.3 mm | 58.6 mm |
圧さ | 7.7 mm | 7.5 mm | 7.3 mm | 7.6 mm |
重量 | 208 g | 202 g | 148 g | 113 g |
(数値:Apple公式サイトより抜粋 https://www.apple.com/jp/iphone/compare/)
最も小さなサイズであるiPhoneSEを比較表に含め、iPhone8/iPhone8Plus/iPhoneXsMaxの四機種をまとめた表です。 私がこの表から感じた事は、iPhoneXsMaxは、サイズがほとんど変わらないiPhone8Plusよりも6グラムも重いという事でした。 外装の大きさがほとんど変わらないのに、何が重さを分けているのでしょうか。 内容されているパーツなどにフォーカスを当ててみていきます。iPhoneXsMaxのバッテリー
スマートフォンのバッテリーの待機時間は、使用されている出力パーツ(画面表示装置や、フラッシュライトなど)と記憶回路(ICチップ類)の性能や特徴による部分と、バッテリー自体の性能によって大きく変わります。 iPhoneXsMaxのバッテリーによる待機時間をiPhone8Plusと比較してみます。比較表 | iPhoneXsMax | iPhone8Plus |
通話 | 最大25時間 | 最大21時間 |
ネット | 最大13時間 |
最大13時間 |
動画 | 最大15時間 | 最大14時間 |
音楽 | 最大65時間 | 最大60時間 |
(数値:Apple公式サイトより抜粋 https://www.apple.com/jp/iphone/compare/)
Apple社から同時期に発表/発売された製品なので、使用されているパーツによる消費電力の違いはあまり無いと考えたほうが自然です。 確かに、使用している表示装置やソフトウェア内容に違いがあるかもしれませんが、表の結果はバッテリー自体の性能によるところが大きいでしょう。 最大通話時間がiPhone8Plusでは21時間であるのに対し、iPhoneXsMaxでは25時間ですから、その差は歴然です。 では、バッテリーの性能の違いというのは、どういった事かというと、単純に「大きいバッテリー」のほうが長持ちします。 つまりiPhoneXsMaxとiPhone8Plusでは、iPhoneXsMaxのほうが大きさは少しだけ小さいのに重いというのは、バッテリーの重量によるところが大きい可能性が高いということになります。 また、ホームボタンが無いこともその部分に隙間なく画面パーツが入るということになりますし、フロントカメラ(TrueDepthカメラ)の数が2個というのも重量上昇の要因として考えられます。画面はこれまでのiPhoneとは違う
iPhoneXsMaxで採用された画面表示装置は、従来のiPhoneに使用されていた液晶ではなく、有機ELが使用されています。 有機ELを採用したことにより、”黒色”の表現が変わりました。 これまでの液晶では、黒を表現するために黒色に見えるように光っていました。 一方で有機ELによる黒の表現は光らないことです。 光らないから黒いので、それだけで電力消費につながります。 また、黒以外の色彩の表現も豊かになったため、より臨場感のある映像を愉しむことができます。 表示領域もこれまでのPlusシリーズよりも大きくなっているので、エンタメ向きの端末に寄ったとも思います。 iPhoneXsMaxは大きさと引き換えに獲得したことも多いと思います。 これまでのiPhoneには無かった魅力をもつ端末です。 それだけでも手にする価値はありそうです。 モバイルデバイスとしては取り回しが大変かもしれませんが、ケースなどのアクセサリによって扱いやすくなることもあるので、購入を検討されている方はケースなども同時に探してみられると良いかもしれません。カテゴリ:お役立ち情報投稿日:2020年7月1日