カメラレンズが曇った時は内部全体が水没しているかもしれません!
今年も5月に入り、まもなく梅雨を迎えようとしています。
この時期、洗濯物が乾きづらくなることが多くなり大変ですよね。
実はこの梅雨という季節は当店でもある故障が多くなる時期でもあるのです。
それがiPhoneの水没です。
雨の中、iPhoneを使用している方も多いのではないでしょうか。
そんな方は特に注意が必要でしょう。
こちらのiPhone、よく見るとレンズの中に水滴が付いており曇っているのがお分かりでしょうか。
この場合、カメラの中に水気が入ってしまったと思う方も多いのではないでしょうか。
しかしこういったケースでは、殆どが内部全体まで水気が入ってしまっているのです。
iPhoneには耐水性能が備わってはいるのですが、充電口やイヤースピーカー部分などiPhoneの様々な箇所に穴があり、そこから水気は容易に侵入してしまうのです。
そして内部にはデリケートで精密なパーツがぎっしり入っています。
特にメインボード(基板)に水気が触れて、ショートしてしまうと最悪データが消えてしまう事も。
水没の状態が軽度であればそれらが発生してしまう可能性はその分低くなりますが、それでも雨の中での使用は極力控えるのと同時に、レンズ部分が曇ってしまった場合はご自身で乾燥をさせるよりも早急に修理店などにご相談される事をおすすめします。
スマップル渋谷本店では水没復旧作業や内部の水気乾燥・除去作業も行っており、状態によりますがデータそのままでのお返しも可能となっております。
今回は水没の状態が軽度であった為、内部の乾燥やクリーニング作業のみでお返しする事が出来ました。
精密機器と水気は非常に相性が悪く、水気を触れさせない為にもお風呂場や水気のある場所での使用は控える様にしましょう。
それでも水没した際はお気軽に当店にご相談下さい。
カテゴリ:修理ブログ投稿日:2024-05-20