バッテリーの劣化が引き起こす症状は3つあります。
アイフォンのバッテリーの劣化が引き起こす3つの症状を全てご存知ですか?
アイフォンのバッテリーはリチウムイオン電池という繰り返し充電ができるタイプの電池なのですが、これがなかなかクセが強いのです。
リチウムイオン電池は繰り返し充電と放電を行うことで、だんだんと劣化がすすんでしまいます。
アイフォンのバッテリー劣化が引き起こす代表的な症状を3つご紹介します。
①充電できなくなる
充電ができなくなります。
充電できることが大きなメリットですが、無限に充放電を繰り返せる作りにはなっていません。
充電ができなくなるには2パターンあります。
一つ目は、古いアイフォンにありがちです。
昔使っていたアイフォンを数年放置していて、中にある写真を見返そうと電源オンや充電を試みるも全く動いてくれないという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
これは【過放電】と呼ばれる状態が引き起こすとされています。普段のリチウムイオンバッテリーは0%表示になっても、実はまだ余力を残しています。過放電を起こしてバッテリー本体に大きなダメージが入ることを防ぐためです。
しかし、長期にわたって放電状態に置かれたリチウムイオンバッテリーは完全に放電し切ったような状態になり、再充電を受け入れられなくなります。
二つ目は使用回数過多です。
ずっと充電して使用しているとよく起こります。
バッテリーの充放電回数が上昇しすぎてこれ以上充電することができなくなります。いわゆる寿命です。
②変形する
バッテリーって変形できるんです。
アイフォンに搭載されているバッテリーの形は薄型で四角形です。薄型四角形のバッテリーが、バッテリー本体の劣化によって丸く膨らんだり、ゴチゴチに隆起します。
流石に曲がったりはしませんが、化学反応によるガスの発生によってバッテリーを覆っているフィルムを押し広げて膨らんだ様に見えたり、バッテリー本体の体積が増えて大きくなります。
これは運の要素が強い気がしますが、外気温などの環境による影響や、バッテリー自体の使用状況によって発生のしやすさが変わるようです。
③処理速度が抑制される
アイフォンは古くなると重くなると言われています。
これは公式発表でも、端末を守るための処理速度抑制ということで知られています。
具体的には、バッテリーが劣化し、かつアイフォンの処理に負荷がかかる場合に十分な電力を供給できない場合、予期せぬシャットダウンでシステムなどに損傷を与えないために処理速度の低減によってアイフォンを保護するというものです。
たしかに、予期せぬシャットダウンでリンゴループなどが発生して、大事なデータが取り出せなくなったら困りますよね。
スマップル渋谷本店ではバッテリー交換や起動不良アイフォンの修理も承っております。
どのような修理が必要かわからない場合でも、とりあえずご相談いただければなんとかできることも多いです。
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