リンゴループは突然起こるiPhoneの故障。
そうそう起きるわけない様に思えても意外と条件が揃うと起きてしまう確率の高い故障があります。
それが「リンゴループ」です。
直訳すると「林檎が回る」という事なのですが、iPhoneの電源を点けた時には一番初めに中央にAppleのロゴであるリンゴのマークが表示されます。
通常であればそのままロック画面に移ると思うのですが、リンゴマークの画面で一度電源が落ちて再起動を繰り返すことを「リンゴループ」と呼ばれています。
そんなリンゴループの原因は色々とありますが、今回はこういった事が原因という事が多い内容をご紹介していきますので、もしなってしまった時の参考にして頂ければと思います。
パーツの故障
iPhoneを起動させている時には、リンゴマークが点いている間に色々なパーツの動作に問題がないかチェックしています。
途中で、とあるパーツのエラーが出ると、また初めらからチェックが始まるので、それを繰り返してしまう事でリンゴループとなってしまう事があります。
これは落下が原因であったりもしますし、外装はとても綺麗でもリンゴループとなってしまう事もあります。
主な原因となるパーツ:画面・バッテリー・アウトカメラ・イヤースピーカー
水没
水没してしまうと電源が点かなくなってしまうのではないかと思われますが、それ以外にリンゴループへ陥る事もあります。
これは上記のパーツ故障の可能性もありますが、基板が不純物で汚れているせいで正常な通電をしない為にリンゴループとなってしまっている事があります。
当店の水没復旧で直ったお客様も多くいらっしゃいます。
アップデートの失敗
朝起きたらリンゴループになっていた現象の大半はアップデートの失敗である可能性があります。
パソコンでiTunesを使用して「アップデート」を行い再度iOSをインストールし直せば直ることもあります。
通信環境が悪かった等の寝ている間に起きてしまった現象となるので防ぎようがないかもしれませんが、充電環境や電波環境・ストレージの容量確保を見直してみてはいかがでしょうか。
データが一杯に保存されている
リンゴループになっている方に聞いてみると、奇妙な共通点があったりします。
16GB・32GB・64GB・128GB・256GB・512GBなど、機種により様々な容量がありますが、容量の少ない機種を使っていて、ほぼ限界までの容量を保存している人がリンゴループを引き起こす可能性はたかいようです。
余りの容量がGB表示ではなく、MB表示になる程使っているなど。
PCとかでも最低1割の容量は空けておくべきとも言われていますので、それ以上の保存が必要ならば機種変更やどこかにデータを移すなどしておきましょう。
バックアップが肝心
例え壊れる予兆がなくても壊れてしまうのが電化製品です。
いつ壊れてしまっても大丈夫なように、こまめなバックアップはこれからも取って行くようにしましょう。