大量のホコリが入ったSwitchを発見!清掃しましょう!
任天堂Switchは高性能なソフトを扱うゲーム機なので、処理のために高熱になる場合があります。
簡単に高熱になりすぎないように、内部には空気の流れを作って冷却を促してくれる機構が備わっています。通称、冷却ファンです。熱くなったスマホを扇風機に当てて冷やせることをご存じの方ならその効果も納得できると思います。大変活躍するパーツです。
Switch冷却ファンの弱点
冷却ファンには弱点があります。それは埃を吸い込みやすいということです。空気の流れを作る仕様上、空気中の埃を多く吸い取ってしまいます。フィルターの”目”が粗いこともあり、ほとんどの埃を吸い込んでいきます。
吸い込まれた埃はSwitch内部で溜まることがあります。少しずつ溜まって、最終的にはダマを形成してしまいます。
ダマになった埃は、Switchを開いて取り出すほか綺麗にする方法はなさそうです。
もちろん埃が入りづらくなるように配慮されていると感じられる内部の構造もあります。また、冷却ファン頼りにならないように取り付けられている別の対高熱対策のパーツもあります。
それでも埃が溜まってしまうので、経年劣化の一つとして捉えるしか無いでしょう。溜まった埃は保温効果があるので、高熱によるエラーを招く要因となります。
また、埃自体が冷却ファンに絡み、ファンが回らなくなってしまうこともあります。
いずれにしても、冷却ファンの交換や内部清掃によって改善できるエラーなので、大きな心配をする必要はありません。
Switchの良さについて
Switchの良さは携帯できることであり、携帯するための構造になっていることを考えると、ダメージを負う事をある程度許容しなくてはいけないと思います。蓄積したダメージはメンテナンスでリフレッシュしてあげて、なるべく長く使用していく工夫を考えたいところです。
冷却ファンをアップで撮影すると埃の細かさがわかります。防ぐのは相当な難しさがありますし、今回撮影しているSwitchは初期型だったので2017~2019年に発売されていたモデルです。発売当初に購入していたとしたら、3年ほど経過していることになります。外装も相当にダメージを負っていたので、元気よく外に持ち出していらしたのだと思います。
据え置きゲーム機を気軽に持ち運ぶ事は少年時代の夢でしたので、それが現実になっている事はとても素晴らしいことだと思います。
Switchのメンテナンス
Switchのメンテナンスは、はっきり言うと個人でも可能です。しかしながら、任天堂製品のネジはトルクが強く締められていることが多く、ネジを外す段階で作業続行不能に陥るパターンが発生しやすいです。経験を持った人間が選んだ適切な工具や作業によって、持続可能なメンテナンスを行うことができます。
ちょっとしたメンテナンスでしたらご自宅でエアダスターや爪楊枝などを使って行うことをおすすめできますが、内部の本格的な清掃やパーツ交換などについてはプロにお任せいただけるのが最善だと思っています。
スマップル渋谷本店はiPhoneの修理がメインですが、iPhoneの修理で培ったノウハウをSwitchの修理に活かすことで、高品質な修理サービスをお届けしております。お困りごとがございましたら、まずはお気軽にご連絡ください。緊急でなければ画像のやり取りができるLINEがおすすめです。修理士が責任を持ってご回答いたします。