充電してもiPhoneが起動しないのはバッテリーのせい!?
充電してもiPhoneが起動しないのはバッテリーが弱っている可能性が高いです。iPhone修理店への依頼で、起動できないiPhoneの持ち込みは日常茶飯事です。原因がバッテリーであることも多いです。今回はバッテリーが原因で起動しない場合の特徴をまとめました。また、バッテリーが弱くなってしまった場合に起こる不具合や、バッテリーが弱くなってしまったときの対処法をまとめています。
バッテリーが原因で起動しないときの特徴
バッテリーが原因でiPhoneが起動しない時の最大の特徴は、画面に充電が空っぽマークが出ていることです。理由は、画面や充電を検知するシステムに異常がなさそうで、電池のパワーが足りなくて起動ができていない状況を表しているからです。もちろんすべての状況でこの通りとは限りませんが、大抵の場合はバッテリーが原因となります。
バッテリーが弱くなると起こる現象
バッテリーが弱くなると、iPhoneに様々なトラブルが発生します。iPhoneが使用不可になるものから、ちょっとしたストレスになるような些細なことまであります。
起動しなくなる
バッテリーが切れたから充電しようとしても、画面に表示されるのは「バッテリー残量がありません」という意味を表すマークだけで、何時間充電しても起動してくれなくなってしまいます。iPhone側へ供給されている電流をチェックできる機械を通すとわかりますが、バッテリーが原因で起動しないiPhoneには通常の1割〜5割程度の電流しか流れていっていないことが多いです。
突然のシャットダウン
バッテリー残量表示が90%だろうと50%だろうと、ちょっと目を話したスキに1%まで減っていたり、アプリを開いたら強制的にシャットダウンさせられてしまうことがあります。バッテリーの最大容量がかなり少なくなっている判定がおりている証拠です。また、特定のアプリでシャットダウン起きる際はピークパフォーマンス性能を制御している可能性があります。ピークパフォーマンスを制御することによって、電力が無くてシャットダウンした結果システムデータなどを失うリスクを回避しています。つまり”まだ電力があるけど念の為シャットダウンしておく”という行動です。自動で発生します。
キーボードが出てくるのが遅い
全体の動作がもっさりしてきます。もっさりするのにはキッカケがあって、ピークパフォーマンスに関するシャットダウンが始まりになります。ピークパフォーマンス性能を抑制してからはバッテリー交換を行うまでCPUの活動を制限するので、全体の動作が遅くなる傾向があります。
電池が早くなくなる
電池残量が早くなくなってしまうというのもバッテリーが弱くなってしまったときの特徴です。温度が低い場所での使用も電池の消耗が早くなる条件ですが、単純にバッテリーの劣化が進んで1回の充電による稼働時間が短くなります。
バッテリーが弱くなった時の対処法
バッテリーが弱くなってしまったときの対処としては、根本的な対処をするか、対処療法的な対処で凌ぐかのどちらかになります。
根本的な対処としてはバッテリー交換を行うことです。バッテリーを新品に交換してしまえばピークパフォーマンス性能の制御や最大容量の低さを改善することができます。
対処療法としてはこまめに充電できる環境を作って、いつも電池に電力を供給し続けるという方法です。極限まで突き詰めると充電器を指していても電源が入らなくなってしまうし、持ち物も多くなるのであまりおすすめしておりません。
もしもバッテリーが原因のような症状があれば、スマップルへご相談ください。