その使い方がiPhoneのバッテリーの劣化を進めてしまう!?
突然ですが皆様はお使いのiPhoneのバッテリーの最大容量をご存知ですか?
当店ではiPhoneのバッテリーの持ちが悪くなり、バッテリーの交換で来店されるお客様が多数いらっしゃいます。
ではそもそもiPhoneのバッテリーというのはどういうものでどういった仕組みなんでしょうか。
ここではiPhoneのバッテリーについて詳しく解説していきます!
iPhoneのバッテリーとは?
まず、iPhoneのバッテリーには「リチウムイオン電池」というものを使用しています。
リチウムイオン電池とは二次電池とも呼ばれ、沢山の電力を蓄えることができます。さらに充電することにより繰り返し使用ができるのです!
ちなみに一次電池とは乾電池のような「充電」という概念は無い、使い切りの電池の事を言います。
なんでリチウムイオン電池を使ってるの?
リチウムイオン電池は小さくて軽い電池として製造出来る為、iPhoneの様な小型の充電機器に使用するのにはうってつけなのです!
また、Appleのリチウムイオンバッテリーは100%分の充電がされたら一回の充電サイクルになってるのだそうです。
例えばバッテリーを20%になるまで使いフル充電したとしても一回の充電サイクルにはならず、その後充電をした時から20%の使用が残りの分の充電サイクルとして換算され、一回の充電サイクルをしたということになります!
バッテリーに寿命はあるの?
しかしバッテリーも消耗品です。充電を繰り返す度、少しずつバッテリーの持ちが悪くなってしまいます。
また経年劣化(iPhoneを使用し続けること)やiPhoneの使い方次第で、バッテリーの寿命や性能の劣化が早くなることもあり得ますので注意が必要となります。
ではバッテリーの寿命を劣化させてしまう使い方とは一体どんな使い方なのでしょうか。
バッテリーの寿命を縮めてしまう使い方って?
まず、バッテリーの寿命とはどれくらいなのでしょうか。
バッテリーの寿命は、人により使う時間や使い方で変わりますが、目安として3年、充電回数で500回程度と言われています。
見た目で判断は難しいですが、バッテリーの減りが以前より早いなどの不具合を感じられる場合は、寿命が近いと考えられます。
極端に暑い場所や寒い環境では劣化の原因に!
AppleがiPhoneを使用する際に推奨している温度の環境は、0℃ ~ 35℃となっており、それ以下やそれ以上でもバッテリーの劣化を早めてしまう原因となってしまいます。
冬場のお出掛け(スキー場など)や夏場のお出掛け(ビーチなど)、また猛暑日などの車内放置などは特に気を付けましょう。
常にWi-FiやBluetoothを有効にしておくと劣化の原因に!
Wi-FiやBluetoothの接続先が無い環境で有効にしておくとiPhoneは常に接続先を探している状態になるのでバッテリーが省エネモードになるのを妨げ、その結果、バッテリーの劣化の原因になってしまいます。
Wi-FiやBluetoothを接続していない時、使わない時はできるだけ設定をオフにしておきましょう。
充電中に操作をすると劣化の原因に!
例えば、充電をしながらゲームなどをする、という事もあるかと思います。しかし、充電中に使用すると特に、バッテリーが熱を持ちやすくなり、劣化を早めてしまう原因になってしまいます。
充電中はなるべく使用しないように、使用する時は必要最低限にするようにしましょう。
バッテリーの寿命を縮めてしまう使い方は他にもありますが、特に注意が必要なものを3つ紹介しました。
では逆に、バッテリーの劣化を防ぐ方法とはどういったっものなのでしょうか。
バッテリーの寿命を長持ちさせる方法って?
バッテリーの寿命を長持ちさせる方法はいくつかあります。
ここでは、いくつかある方法の中から3つを紹介します。
充電が完了したら速やかに充電プラグを外す!
充電が完了したらすぐに充電プラグを本体から外すのは、バッテリーを長持ちさせるうちのひとつです。
充電が完了したにもかかわらず充電プラグを挿しっぱなしにしていると、バッテリーに余計に負荷が掛かり、その結果バッテリーの劣化に繋がってしまいます。
充電が完了したらなるべく早く充電プラグを外しましょう。
バッテリー残量は20%以上に!
充電をするタイミングは人それぞれですが、中には20%以下やバッテリー残量を一桁になるまで充電されない方もいらっしゃると思います。
バッテリー残量が少ない状態で使用すると、その分バッテリーへの負担になってしまいますので、20%を下回る前になるべく充電をする事をおすすめします。
充電機能を最適化に!
ios13以降の製品には「最適化充電」という機能がついています。
この機能は、バッテリーの劣化を軽減するために、iPhone本体が普段どのように充電されているか学習し、充電が80%に到達した時点でその後の充電スピードをゆっくりと充電するように自動で切り替えてくれる機能です。
設定の仕方は、[設定]の中の[バッテリー]に入り、[バッテリーの状態]から設定できます。
最後に
いかがでしたか?
iPhoneには必要不可欠なリチウムイオンバッテリー。
使いやすく様々なメリットがある反面、使い方次第では長持ちしたり、逆に劣化が進んだりもするバッテリー。
本体価格が高いiPhoneは、できるだけ長く使いたいものです。
劣化したバッテリーを使用し続けると本体故障などにも繋がる為、劣化に繋がる行為を避け、丁寧に使用する事が大切です。
最後にお使いのiPhoneのバッテリーの容量を確認する方法があります。
先程紹介した「最適化充電」の設定方法と同じく、[設定]の中の[バッテリー]に入り、[バッテリーの状態]から最大容量を確認する事が出来ます。
これは、本体の表示自体は100%まで充電になっていますが、バッテリー自体はその最大容量分が使用出来るというものです。
人により様々ですが、大体この最大容量が80%前後が交換時期といわれています。
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