iPhone7Plusの水没復旧!!データを取り出すなら時間が重要です!!
iPhone7Plusの水没復旧でお困りではありませんか?内部のデータを取り出すなら水没からの時間が重要です!
当店では起動不可のiPhoneを起動、データを取り出すまでのサポートをさせていただいております。
もちろん水没が原因でリンゴループやタッチ不良になってしまった端末もご対応可能ですのでご相談ください♪
日ごろからの備えが大切です!!
早速ですがみなさんはiPhoneのバックアップをどのくらいの頻度で取っていますか?
備えあれば患いなしとは昔の方も良い言葉を残してくれました。
日ごろからの備えがあれば、窮地に陥ることはありません。
大切なデータであるからこそ!!日ごろから皆さんの心がけが必要になってきます。
iPhoneはiCloudという素晴らしいバックアップサービスが利用できるのも魅力の一つですよね。
設定次第ではwifi環境下で毎日データのバックアップが可能です。
また、バックアップは一つだけでは備えが万全とは言えません。
Appleの提供するiTunesはケーブル一本接続するだけで、クローンを作り出してくれます。
充電環境をパソコン経由にするだけでバックアップが毎日取れるのでオススメです♪
※パソコンが起動していること、USB経由でiTunesがiPhoneと同期される設定を行っている場合に限ります。
iPhone7や8、Xでも水没しちゃうんです!!
水没といえばiPhone7以前の機種で発生していた故障だと思っていませんか?
実はiPhone7以降の機種でもかなりの頻度で水没復旧のご依頼をいただきます。
もちろん耐水性が確保されたiPhoneですので安心してお風呂やプール、レジャーなどで水に濡らしてしまう方が多いようです。
しかしながら耐水性が付与された端末でも様々な理由で原因で水没してしまうのでご注意ください!!
例えば
・毎日お風呂で使用(多湿環境に長時間晒された為、耐水性が低下)
・複数回の落下や圧力負荷(本体の”歪み”や”ねじれ”による気密性の低下)
・耐水等級以上の環境(予め定められた耐水性を超えた水流や水圧、水質、水温)
などなど多種多様な要因が考えられます。
特に「複数回の落下や圧力負荷」はiPhone以外の防水スマートフォンでも気を付けたいところですね。
気にしていなくてもiPhoneは日々様々な圧力や衝撃に見舞われています。
本体をじっくり観てみると歪みや反りが確認できる方もいらっしゃるはずです。
歪みなどが発生すると本体と画面の間に隙間ができる為、水没してしまう可能性が大幅に高まります。
また、「毎日お風呂で使用」にもご注意ください!!
iPhoneの耐水性を確保しているパーツはすべて樹脂やゴムなどの経年劣化しやすい材質で構成されています。
1度の水没に耐える性能はございますが、度重なる水没やそれに準ずる悪質な環境に置かれれば水没は免れないでしょう。
日常的にiPhoneを多湿環境に置かれている方は、バックアップをこまめにとっていただくことをオススメします。
水没したiPhoneは乾かそうとせず修理店に!!
巷では水没してしまったiPhoneの復旧方法について書かれたブログなどが多く閲覧されているようです。
しかしながら、修理店で行う根本的な復旧方法とは異なり、データ損失や基板故障を誘発するような復旧方法ばかりがみられます。
とくに、ジップロックに乾燥剤と共に水没したiPhoneを入れ、乾燥させる方法をよく目にします。
この方法は多くのiPhoneが修理店にて復旧不可能となる可能性を多く秘めております。
今回はどうして乾燥させてはいけないのか見ていきましょう。
外見から判断は尽きませんでしたが、すでに起動せずに水没から1週間が経過しているそうです。
先に紹介したジップロックと乾燥剤による乾燥処理をされてしまった端末となります。
早速お預かりし、分解後内部の確認を行います。
やはり予想通り内部はまだ乾燥しきってはおらず、水滴が多く確認できました。
以前の記事でもご紹介しましたが、気密性の高いiPhoneほど内部が乾燥するまでには長く時間がかかります。
一週間程度では内部に水分が残っているため、バッテリーに故障が発生していなくとも基板をショートさせる可能性が高く、二度とデータが取り出せない原因となります。
では細部を確認していきましょう。
完全乾燥に時間はかかりますが、乾燥されるまでに腐食はどんどん進みます。
特に、イヤースピーカー部分は壊滅的と言っても間違いないでしょう。
場合によってはパーツ交換が必須となることがあります。
大切なことですが、無理に乾燥させず直ぐに来店していただき洗浄を行っていればこのような状態にはならなかったでしょう。
iPhone7PlusのPRODUCT REDはアルマイト処理されただけの比較的弱い皮膜なので、水道水に含まれるミネラルなどで容易に浸食、剥離、腐食へとつながります。
結果的に、コチラの端末は”基板の腐食が激しく修理不可”となりました。
そうなんです。
いくら修理店といえど『間違った処置をされたiPhoneを復旧することは難しい』場合がございます。
「自分で試して少しでも安く済めばイイヤ」、「ダメだったら修理店に持っていけば直るだろう」と安易に考えてしまうかもしれません。
この記事をご覧になった方が正しく、大切なデータを守るために行動していただけることを切に願います。