iPhoneXが水没する理由?本当に防水なの?
iPhoneXが水没する理由?本当に防水なの?
みなさん疑問に思われたことはございませんか?
特にiPhoneを1度でも水没させてしまった方は気になったことがあると思います。
今回はiPhoneの防水性能に関してのお役立ちブログです!!
〇iPhoneは完全防水ではありません。
iPhoneに防水性能があると思われている方も多いのではないでしょうか?
iPhone7が発売された際にはAppleによる見せ方の上手いCMがたびたび放映され、テレビや広告などで然も防水性をもったiPhoneかのようにアピールされていました。
しかしながら、iPhone7が発売されてみれば防水性能の評価値である防水規格ではIPX7という低い評価でした。
IPX7では30分間水深1mの静止した水の中に水没した場合に浸水しないことを示します。
つまりこれを超過する時間や水深があれば内部に浸水してしまうことを示します。
また、水流のある場所では”静止した”という条件に当てはまらなくなるので、浸水する危険性は十二分に高くなるのです。
〇Appleも防水という言葉は使っていない?
AppleもiPhone7発売と同時に以下のページを新設して、iPhoneの”耐水性”について言及しています。
Apple公式サイト参照ページ : https://support.apple.com/ja-jp/HT207043
一部を抜粋すると、「iPhone XS … iPhone 7は防沫性能、耐水性能、防塵性能を備えています。」
「防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。水濡れによる損傷は、保証の対象外となります。」
(記事作成時点での記載内容であり、変更される可能性がございます。)
水滴がついたiPhone7がCMに映っていたのはあながち間違いではなかったんですね(-“”-;)
〇耐水性はずっと維持される訳じゃない?
この点に関しては勘違いしてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
耐水性は製造時の設計によって確保されているものであり、お客様の手に渡ってご利用いただいている間もずっと継続している訳ではありません。
例えばiPhoneを一度でも落としてしまえば本体は数ミリでもそれ以下でも歪みが生じます。
歪みが出るということは画面や本体に隙間ができることを意味します。
また、ポケットに日常的に入れる方はiPhoneの本体が歪んでいる場合がほとんどです。
こういった歪みも耐水性を失う原因となりえます。
また、耐水性を付与しているのはあくまで粘着テープのようなものであったり、ゴム、シリコンなどの比較的劣化しやすいものです。
経年変化によって劣化が進んだ場合や、日ごろからの多湿環境での利用によって変質する場合もあるので、たとえ落としていない場合なども耐水性が持続しないことは多いようです。
〇まとめ
iPhoneXに限らずiPhone全機種で言えることは水気のある場所では使用しない。
これが一番大正解なのかもしれません。
もし水場での使用をする場合は市販の防水ケースに入れることをお勧めいたします。
また、iPhoneXSやiPhoneXSMaxでは防水規格の等級がIPX8へと更新されています。
より水に対する耐性が上がったことを意味しますが、依然としてAppleは防水という言葉を使っていません。
みなさんもiPhoneの水場での使用は十分にお気をつけください。
最後にテリヤキソースに落ちたiPhoneXの写真を見てお別れです。
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