iPhoneX、iPhoneXS、XSMAX、iPhone11、11pro、11proMAXは有機ELディスプレイを採用しています。

液晶ディスプレイに比べて鮮明な色合いを表示できたりメリットも多いディスプレイですが、今まで採用していた液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの違いとは？？

今回は有機ELディスプレイの特徴をご紹介していきます。

有機ELディスプレイと液晶の違い

有機ELディスプレイと液晶の違いはディスプレイの発光方法に違いがあります。

液晶では画面の表示時、常にLEDバックライトが後ろから照らしている状態ですが、有機ELディスプレイでは有機材料に電気を通すことで発光する原理を採用し、一つ一つの発光を制御しているので暗いシーンを本当に暗く映し出すことが可能となっています。

バックライトを使わない事で有機ディスプレイは薄型になり軽量化、省電力にも優れています。

有機ELディスプレイの特徴

コントラスト比が高い。コントラスト比はディスプレイ上の明るさと暗さを表します。同時期に発売されたiPhone８とiPhoneXを比べるとその差は歴然です。

この比率が高ければ高いほど、メリハリの効いた鮮明な映像になります。

応答速度が速い。応答速度とは画面の色が変化する時間のことで、液晶ディスプレイの場合はこの応答速度が遅いため動きの速い動画をとる時にモザイクがかかったように残像が見えることがあります。有機ELディスプレイのの場合は応答速度が速くくっきりと物体を映すことができるので動画再生が得意です。

視野角が広い

有機ELディスプレイは視野が広いので見る方向や角度によって、色や明るさの変化やコントラストの低下が発生しにくいです。

有機ELディスプレイのデメリット

直射日光の下では見にくい。有機ELディスプレイはバックライトを持たないので最高輝度が液晶ディスプレイと比べて低く、直射日光の下では見にくくなってしまいます。

液晶ディスプレイより寿命が短い。寿命が短いと言われていますが有機ELディスプレイの寿命は1,5~3万時間で、一日に5時間使用しても10年持つ計算になるのであまり気にしなくても良いかと思います。

値段が高価。液晶ディスプレイに比べて有機ELディスプレイのコストが高く、iPhoneX以降有機ELディスプレイを使用している端末の購入価格も高めです。

iPhoneXを落として表示がおかしくなった？？

修理ブログ＜iPhoneX画面に縦線！？＞

修理ブログでは実際お持ち頂いたiPhoneXの修理をご紹介しています。

画面修理でお持ち頂いたiPhoneXの症状として多いのは、ガラスの割れがそれほど酷い状態ではないのに表示に異常が出て縦線や画面が表示できない、タッチができないなどちょっとした落下での不具合が、表示や操作に影響が出てしまっていることが多いです。本体の重さや全画面ということで表示できる部分が大きくなったことで衝撃の伝わり方にも関係があるかと思います。

落とさない事が一番ですが、万が一のために画面にはフィルムを、本体にもカバーを使用して端末を守りましょう。

iPhoneの修理をAppleなどの正規店に依頼すると、なかなか予定のあった予約ができなかったり、基本データを消しての修理となります。損傷の状態によっては本体交換になることもあります。

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