気づけば壊れていた、落としたけれどもその時は大丈夫だったとしても、あとか出てくる故障もあったりするのです。

割れていることだけが故障の全てではないことを覚えておきましょう。

ガラスが割れなくても故障

iPhoneを落としたのであれば、まずはガラスが割れて、その割れがひどければ液晶にまで異常をきたしてしまう事があるでしょう。

けれども、それが絶対ではないのです。ガラスは割れていないのに液晶に影響を及ぼしてしまう事もあります。

圧力によりゆっくり曲がった時であったり、衝撃が内部へと浸透し壊してしまう事もあるのです。

液晶が壊れてしまうとiPhoneは、黒く映らなくなったり・画質が粗くなる・徐々に画面が白くなる・縦に色線が出てくる・タッチが利かない等の故障が起きてしまいます。

けれど基板の故障であることは少なく、大概は画面修理で直ってしまうのです。

iPhone6sの場合

表示に異常が出てしまっています。画面右半分に縞模様のように白い線が出てきてしまっています。

画面がとても見えづらい状態ですね。

ですがそれよりも重要な事は「iPhoneは使用できません」といった文言が表示されてしまっています。

このiPhone、表示に問題を抱えているだけでなく、タッチが出来ないのにも関わらず、勝手に押されたように反応してしまうのです。

表示不良にタッチ不良、画面が割れているだけなのであれば使っている人もいたでしょうが、流石にこの2つが起きてしまっていては修理をしなければ直らないでしょう。

「iPhoneは使用できません」とは？

「iPhoneは使用できません」というのが画面に出てきてしまうと、FaceID(顔認証)・TouchID(指紋認証)・パスコードの入力は出来なくなってしまいます。

ですが、いきなりなってしまうわけではないのです、ステップアップしていき最終段階が画像のような状態へとなってしまうのです。

なぜこのようになってしまうかは、「設定しているパスコードの誤入力」によるものとなります。

通常なら自分が設定しているのだから忘れるはずのないパスコード、タッチミスはあるでしょうが2,3回間違えたら慎重に入力をしますよね。それを何回も間違えてしまうというのは「今操作しているのは使用者本人ではないのではないのか？」と「盗難判定」に近いことになり、1分・5分・15分と徐々にロック解除までの時間が延び、最後1時間のを失敗してしまうと、時間の表示が出なくなり完全にロックされてしまいます。

また初期化をしてもAppleIDのパスワードが分からなければ、初期設定も終えることは出来ないのでiPhoneは文鎮と化します。

設定したパスワード関係は、その時にどこかにメモをして、分からなくなった時に取りだせるようにしておきましょう。

iPhone6s修理完了

画面修理が完了し、白い線の画面表示、タッチが出来なかった状態からも改善しました。

後は初期化を行えばまた0からですが使用出来ることでしょうし、バックアップがあればそこまでのデータから復元が可能です。

バックアップは何かが起こってからするのでは遅いので、毎日レベルで行うようにしましょう。

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