触覚タッチと3D Touchってなに?
昔iPhoneでは無印シリーズ(iPhone5・iPhone6)ではデザインが変わり、Sシリーズ(iPhone5s・iPhone6s)では機能のの追加があるといわれていました。
確かにiPhone5sの翌年のiPhone6になった時にはコンパクトサイズだったiPhoneは画面が大きくなるモデルチェンジが行われ、iPhone5sではTouchID(指紋認証)が、iPhone6sでは「3D Touch」の機能が追加されました。
今回はそんな「3D Touch」についてのご紹介です。
3D Touchってなに?
iPhone6s以降の機種でなら使うことの出来る機能となっており、画面を強く押す・指の触れる面積を増やすといった操作で使うことの出来る機能となり、ホーム画面にあるアプリのアイコンを3D Touchで押すことによってショートカットして機能を使えたり、一番使われていたのはLINEで既読をつけずに見る方法として一般的だったものです。
タップしたかったのに、ちょっと強く押してしまうと3D Touchになってしまうので、設定でオフにしていた人も結構いたのではないでしょうか。
触覚タッチへ
3D Touchが4年程度使われていた時に、iPhoneXRが発売されました。
そこでは3D Touchは非搭載となっていて、Haptic Touch(ハプティックタッチ)という物が使われていました。
何が違うのか?それは、3D Touchが強く押すという行為から、長押しという行為へと変更されただけです。
大した内容ではないかもしれませんが、実はこの変更は故障しているiPhoneでは重要なことでもあったりするのです。
画面が割れているiPhoneにとって、画面を強く押すという行為は表示不良へと繋がる【自損行為】だからです。
例え壊れていても自分から壊しに行く人は、そうそういないでしょう。
けれども3D Touchを使わなくてはいけない為であったりした時には壊れる覚悟で使わなくてはいけませんが、長押しになれば力はほぼいりません。
これは大きな進化ではないでしょうか。
Appleは今後の機種では3D Touchは使われず、触覚タッチが使われるとも言っており、去年発売されたiPhone11シリーズでは全ての機種が3D Touch非搭載となっています。
対応機種
先でも軽く触れましたがiPhone6s以降の機種でないと使う事は出来ません。
また今では触覚タッチへ変わっている事から、iOSのバージョンがiOS13以降である必要があります。
その為、3D Touchと触覚タッチが両方使えるのが、iPhoneXS・iPhoneXS Max・iPhoneX・iPhone8・iPhone8Plus・iPhone7・iPhone7Plus・iPhone6s・iPhone6sPlusの9機種。
触覚タッチのみが使えるのは、iPhone11・iPhone11Pro・iPhone11Pro Max・iPhoneXRの4機種になります。
iPhone SE(第2世代)は?
この前発売されたばかりのiPhoneSE2はどうなのかですが、どうやら使える場所は限られているようです。
iPhoneを取りだした時の画面はロック画面ですよね、そこには自分が開いていない時に溜まった通知が表示されており、そこで通知をけしたり、メールの削除であったりが行えましたがそれが出来ないとの事なのです。
使用中に来た通知に関しては触覚タッチが使えるらしいのですがですが不思議ですね。
どうやら仕様のようで今の所はバグではなさそうです。
コスパがいいと言われていますが、そのせいでしょうか?
左にスライドすれば通知は消せるので、それを使っていくしかなさそうです。