iPhoneには実に多くの機能が備わっており、全てを把握するというのは相当困難だと思います。

あまり使う機会はないかもしれませんが、覚えておくといざという時に使える便利機能をご紹介していきましょう。

再起動

電源を落とすという行為すら、あまり日常でする事はありませんよね。

iOSのアップデートであれば自動で行われますし、電源を再起動する必要があるとすれば、何か問題があって一度電源を落とさないといけないなと思った時だけです。

普通ならば「電源ボタンを長押し」して切り替わった画面で「スライドで電源オフ」して電源を落とし、その後また電源ボタンを長押しして電源を点けます。

けれど、これが出来ない時ってありますよね。

タッチ操作が出来ない時

タッチ出来ない時には「スライドで電源オフ」を行えません。

なので、タッチ操作を行わずに電源を落とす方法はあります。

iPhone6s以前の機種では「電源ボタン＋ホームボタンを長押し」する事で、強制終了が可能です。

iPhone7では「電源ボタン＋ボリューム下ボタン長押し」

iPhone8以降では「①ボリューム上ボタンを押し離す」「②ボリューム下ボタンを押し離す」「③電源ボタン長押し」をテンポよく押すこと行うことで可能です。

iPhoneのバグなのか、再起動でタッチが反応しないという症状を改善出来ることもあります。

電源ボタンが使えない

何かしらが原因で電源ボタンが硬くて押せなくなってしまった、落とした拍子に凹んでしまって反応しないという時もあったりします。そういった時に再起動をしたい時でも可能です。

AssistiveTouchを使う

最新バージョンだとするとAssistiveTouchを用いる事で再起動が出来てしまいます。

「設定」「アクセシビリティ」「タッチ」「AssistiveTouch」の順に進み、「AssistiveTouchをオン（緑色）」にします。

そうすると画面の中にボタンが出てくるので「タッチ」、「デバイス」「その他」「再起動」へと進むと最後に確認画面が出てくるので「再起動」を押せば再起動を行えます。

システム終了

AssistiveTouchも設定からですがちょっと手順も多く、AssistiveTouchの使用頻度が高くない人はもっと楽な方法が実はあります。

「設定」「一般」へと進み、一番下にある「システム終了」をタップ。

ちょっと名前が物騒ですが、「システム終了」を押すと、「スライドで電源オフ」の画面が出てくるので、電源を切ることが出来ます。

電源ボタンが使えなければ、電源を点ける場合には充電が出来る状態の充電ケーブルを挿せば起動できます。

といった事をすれば再起動することは出来るのです。

ちょっと覚えておくだけでも便利なので、記憶の片隅にでもおいておくと良いでしょう。