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iPhoneの画面が外れたけれど、画面修理ではなくバッテリー交換

お客様からは画面が外れてしまったので画面修理をして欲しいとの事でしたが、iPhoneの状態を確認してみた所、画面には問題がなく、原因は別の所にありました。

iPhoneの画面が外れるという事は、そもそも多い故障ではありません。

iPhoneの画面は下はネジで止まっており、上はコの字型やフックで止まっていますが、外れるというよりは割れてしまうことで衝撃が画面全体に逃げるためフックが折れるという事は結構少ないのです。

それでも画面が外れてしまうという事は、中から押されたことによる原因というのがほとんどとなります。

今回と同じ現象というのはよく見かける物となり、その多くはiPhoneの左側で大きく画面が浮いてしまうという物です。

なぜ左側なのかとなると、そこにはバッテリーがあるからとなります。

全てのiPhoneで左側にあるわけではありません。

新しめな機種であるiPhone12シリーズや、この前発売されたばかりとなるiPhone13シリーズではバッテリーの位置は右側に変更されたりしていますが、iPhone11までの機種であればメインは左側です。

iPhoneXとなるとバッテリーは2基L字型になっていたり、iPhoneXS系となると一基でL字型だったりもしますね。

ということで画面をオープン!!

やはりそこにはパンパンに膨れ上がったバッテリーがありました。

膨れてしまったバッテリーが中からバッテリーを押し上げていき、ちょっとした衝撃などでフックが外れて画面が外れてしまったのでしょう。

本来のiPhoneのバッテリーは板状であり、iPhoneの中には余白があまりありません。

少しでもバッテリーが膨張してしまうと画面浮きとなってしまいます。

バッテリーの交換さえしてしまえば元通りに画面は閉まりました。

長くそのままであると画面を壊してしまい、ガラス割れ・光点等の表示不良・癖がついて画面をハメ直しても少し浮くという結果にもなりかねないでしょう。

バッテリー膨張に関しては早期発見修理が大事となり、一日で急に膨れてくることもあるので、見つけたら、【スマップル渋谷本店】へとお越し下さいませ。

カテゴリ:修理ブログ 投稿日:2021-10-02

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