携帯がジュースで水没?対策や内部の状態をご紹介します。
iPhoneにジュースがかかってしまったことはありますか?今回は、緊急事態宣言も解除された渋谷道玄坂の居酒屋でお酒のエナジードリンク割(セルフで混ぜるタイプ)を注文したときに起きたアクシデントからのご依頼です。
ホッピーセット常用者ならイメージしやすいと思いますが、状況としては道玄坂の居酒屋さんでナカとソトに別れたドリンクを注文し、ソトの方であるエナジードリンクをグラスに注ぐときにiPhoneにもかかってしまったというシチュエーションです。
液体の浸入を許すiPhone
iPhoneは防水といわれることもありますが、等級としては耐水(規定条件下で機能する)というもので、内部に水の浸入を許さないというわけではありません。内部に水が入りづらく、本体が濡れた状態でもしばらく動き続けられるというものです。もしも濡れてしまったら急いで拭いてあげましょう。
内部は液体が乾燥しベタベタする
エナジードリンクというと大抵がベタベタします。飲みかけの缶を少し放置したら、飲み口がもうベタベタです。それと同じことがiPhoneの中で起こります。
液体としての雫はないのに、何やら液体があるような光沢が映っています。触るとベタベタします。エナジードリンクの成れの果てです。
カメラをつなぐコネクタは焦げた
カメラとロジックボード(iPhoneのメイン基板)をつなぐコネクタ部は焦げてしまっています。
焦げた部分があると、カメラ起動不良やiPhone自体の起動不良につながる可能性が高まります。
ホームボタンの裏は錆びる
これは別の携帯の写真ですが、携帯下部のほうにあるホームボタンが液体に触れると、高確率で壊れてしまいます。
目視でわかる異常としては強く錆の反応があります。精密な部分なので塗装などもなく、ネジも小さいながら錆びてしまいます。
液体濡れ対策
最近のiPhoneでも液体に侵されてしまう可能性があります。液体に濡れないように、濡れてしまっても自力でリカバリーできるような対策をご紹介します。
スマホ用防水ケース
スマホ用に企画された防水ケースが売られています。インターネット通信販売、雑貨屋さん、電気屋さん、携帯電話ショップなど、いろいろなところで入手できます。防水性能に関しては、必ずスマホ以外の濡れても大丈夫なものでテストしてから使用しましょう。すべての製品が100%完全な効果を発揮するわけではありませんので、高価なスマートフォンを守るための手間は惜しまないようにしましょう。
ポケットティッシュ(ハンカチ)
出先で飲み物がかかった場合、ポケットティッシュやハンカチがあると便利です。なければ服で拭き上げることになります。液体はiPhoneのどこから浸入するかわかりません。濡れてしまった場合はしっかりと拭いておきましょう。
日頃から気をつけること
毎年のモデルチェンジで、iPhoneは水や塵が浸入しづらい作りになっています。それでも不意の事故は防げません。いざというときのためにこまめなバックアップの用意を怠らないようにしましょう。月額支払いのクラウドストレージを契約して自動バックアップしたり、充電するだけでバックアップしてくれるガジェットなど、バックアップの手間をへらすことも検討してみる価値があると思います。
私の場合は2週間に一度程度、パソコンにバックアップを取ることで良しとしています。
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