『リンゴループ』電源を入れた時のAppleのロゴマークが表示されてから少し経つと電源が落ちて再起動を繰り返す状態。

iPhoneが完全に使えなくなる状態でもあり、珍しい故障ということでもなく、どのiPhoneであっても起こってしまう可能性を秘めている故障となります。

数時間前まで使えていたけれど、気づいた時にはリンゴループになっていたという症状もあれば、アプリがフリーズしてしまい電源を落とした起動せずにリンゴループになってしまっていたという症状もあります。

原因に関してもかなり様々なものがありますが、まずはハード系のパーツの故障なのか、iOS等のソフトウェア系の故障なのかによって分けられます。

パーツの故障であった場合では、比較的に多いのがイヤースピーカーの故障であることが多いです。

iPhoneX以降の機種でイヤースピーカーが壊れてしまうことによって、リンゴループを引き起こし、交換をするか取り外すことによって通常起動が出来るという故障です。

ほかにもアウトカメラが原因でリンゴループをしてしまうということもあったようです。

起動する際に接続であったり、パーツのチェックを行いながら起動していくようなのですが、その際にとある項目で引っ掛かってしまえば再度初めからのチェックが始まり、そのせいでリンゴループを引き起こしてしまっている様なのです。

単純なパーツの故障から発生するものもあれば、水没してしまったことによるリンゴループもあり、水没復旧作業で基板の洗浄を行うことによってリンゴループが起こらなくなり通常起動が出来るといった可能性もあります。

ソフトウェア関係ですと、自動アップデート中に起こった通信エラーなどで正常に行われなかった為に起きてしまったリンゴループや本体の容量に対してかなりギリギリまで保存されている場合でも起こりやすいようです。

最近ではSDカードに保存できる機種も少なくなり、本体容量が鍵になっていますが、容量を上げれば本体の値段も上がるという状態、新しく購入しても数年は使うでしょうから、それを見越してある程度容量の空きが出そうな機種を選ぶようにしておくとよいでしょう。

ソフトウェアでのリンゴループの場合はiTunesを使ってのアップデートか復元（初期化）で改善出来る場合もあります。

当店ではリンゴループの復旧のためにパーツチェックやiTunesでのアップデートや復元も行っております。

ご自宅にパソコンがない方ならば当店にご相談下さいませ。