Proカメラのあの黒い丸は何!?
昨今のiPhoneのカメラ機能は驚くほど向上し、中でもProシリーズは手軽にプロの様な写真や動画が撮影できると非常に人気のモデルです。
そんな中皆様は、Proシリーズの後ろ側のカメラを良く見た事はありますか?そして見た事がある方はあまり良く分からない物がついていると思われた事はありませんか?
そう、あの黒い丸の事なのですが、皆さんはそれがどんな機能なのかご存知でしょうか。
今回はそんな謎の黒い丸の素晴らしい機能について簡単にご紹介します。是非、最後までお読みください!
~黒い丸の正体~
まず、Proシリーズをお持ちでない方や、まだ何のことなのか分からない方にどこの事なのかをご紹介します。
赤丸で囲った箇所で真っ黒で綺麗に丸い何かの事なのですが、皆様はこれが何でどんな機能なのかご存知でしょうか。
カメラではなさそうですし、かといってライトでもなさそうですね。
実はこれ、『LiDAR(ライダー)スキャナー』と呼ばれる部分なのです。
この機能は、iPhone12Proシリーズから現在の14ProシリーズまでとiPadProに搭載されており、ざっくり言うと光を使って距離や物体などを測定する事が出来る機能の事です。
Light Detection And Rangingを略してLiDARというのですが、果たしてこの機能でどんなことが出来るのか。
次はそちらを簡単にご紹介致します!
~LiDARスキャナーでできること~
・ナイトモードのポートレート
LiDARスキャナーは詳細な深度マップを測定できるので、ナイトモードを使ったポートレート撮影が出来るのです。その為、夜などの暗い場所でも一眼レフで撮影した様な背景をぼかした写真を撮る事が出来るので、写真好きや趣味で写真を撮影している方、映え写真などにはかなり楽しい機能と言えるでしょう。
・ARアプリを活用できる
ARとは拡張現実ともいい、現実の世界と仮想の世界を重ねて表示する技術の事です。つまり、この機能とアプリを使い、現実の風景の中にCGでつくられた3D映像やキャラクターなどのデジタルコンテンツやデータなどを融合させて表示することが出来るのです。かなり先進的で魅力的な機能ですね。
・様々なものが3Dスキャンできる
上記にもご紹介した通り、ARが出来るという事は、様々な物体などを3Dスキャン出来ると言う事なのです。
この機能も様々なアプリが存在するので、様々なものや空間をスキャンして遊んでみるのも良いですね。
その他にも色んな活用方法があるのですが、今回は代表的な3つをご紹介しました!
きっとこの先もこの機能で様々な事が出来る様になっていくことでしょう。しかし、今回ご紹介したものはどれもカメラを使った機能なのです。それもそのはずで、スキャンをする為にはそれを映し出すカメラが必要です。カメラが壊れてしまえばその機能は使えなくなってしまうのです。
その際は、スマップル渋谷本店でもカメラ修理を行っておりますので、お気軽にご相談頂ければと思います。