画面は綺麗なのに表示不良?タッチ不良?どうして起こるの?
今やスマホは我々にとって無くてはならないものとなり、特に日本でのiPhone使用率は2023年では約7割を占めているそうです。
それほどiPhoneを使用されている方は多いのですが、それに比例してiPhoneの画面などを故障させてしまった方も多いのではないでしょうか。
その中で、画面は割れていたりしていないのにも関わらず、表示機能が故障しておかしくなってしまったりタッチ機能に異常が見られたこともきっとあるでしょう。
では何故、画面が綺麗な状態なのにそれら不具合が起こってしまうのでしょうか。
‣ディスプレイは何層にもなっている
普段、操作を行うディスプレイはガラスで出来ているのですが、実はその下は何層にもなっており、ひとつひとつ役割があるのです。
- 表示機能がおかしくなってしまった時
上記にもご紹介した通り、iPhoneのディスプレイは何層にもなっています。
その中で、液漏れなどの表示機能がおかしくなってしまった時、ディスプレイの表面にあるガラスよりもさらに奥にある液晶部分が故障してしまっているのです。
その結果、光の線が入ってしまったり、残像の様なものが表示されたり、深刻な状態ですとブラックアウトと呼ばれるバイブなどは反応するのに画面が真っ暗になっている状態になってしまうのです。
このブラックアウトの状態はディスプレイの液晶表示部分が完全に壊れてしまっている状態なのです。
- タッチ機能がおかしくなってしまった時
こちらも表示機能がおかしくなってしまった時と同じく、ディスプレイのガラス部よりさらに奥にあるタッチ機能、細かくすると主に電極部分に異常が発生してしまっているのです。
画面のタッチはそのディスプレイに直接備わっている訳ではなく、我々の指先の静電気に反応して操作することが出来るのです。
その静電気に反応する部分が故障してしまうと、正しく読み取る事が出来なくなり正常な操作が出来なくなってしまうのです。
ちなみに、表示機能やタッチ機能はディスプレイのガラス部よりさらに奥の部分が故障した事により発生するとご紹介しましたが、ディスプレイそのものに基板と繋がるケーブルがあります。そのケーブルに破損などが起こった際も同様の症状が発生してしまうのです。
‣それら全ての故障の原因は落としたりした際の衝撃が大半
長年iPhoneを使用していると、落としたりぶつけたりしてしまう事も一度はあるのではないでしょうか。
その衝撃はディスプレイのガラス面だけではなく、その内部の層にも伝わるのです。
そして場合によっては一度の衝撃でそれらが故障してしまい、その結果、画面が割れていないにも関わらず、タッチ不良や表示不良を引き起こしてしまうのです。
それらが発生してしまうのを出来るだけ防ぐ為にも、普段からケースカバーやフィルムを装着しておくのを推奨しています。
ただ、それでも防ぎきれないほどの衝撃などで故障してしまった際には、修理をして綺麗にしてしまうのがベストと言えるでしょう。
もちろん、スマップル渋谷本店でもあらゆる画面故障による修理を行っておりますので、お困りの際は当店にご相談頂ければと思います。