iPhoneのバッテリー交換はどこでできる?
iPhoneのバッテリーが劣化した時は、どこでバッテリー交換ができるかご存知でしょうか。
実際にバッテリー交換を経験した人の話など、先達から聞かなければ真偽が明らかにならない、絶妙に話の透明度が低い話題だと思います。
今回はバッテリー交換について、どのような手順で交換まで至ることができるかをまとめています。
(この記事は約4分で読み終わります。)
バッテリー交換をできるのはどこ?
バッテリー交換をしたいと考えても、どこに依頼すればいいのか不明瞭です。
バッテリー交換を希望する方の多くはこう答えます。
・アマゾン(通信販売)
・AppleStore(=通称:アイフォンショップ)
・街の修理屋
通販を使って自分でバッテリー交換を行うことについて
『なぜアマゾン??』と思われる方も多いはずなので、Amazonとバッテリー交換が結ばれる理由を説明します。
Amazonでは、電子機器のパーツ販売というマニアックな領域まで取り扱いがあります。
(さすがアルファベットでいう「A~Zまでなんでも揃う」が由来の社名はダテではありません。)
通販でiPhoneの内臓バッテリーのみを購入し、自宅で自力でバッテリー交換をやってしまおうというのが、アマゾン経由のバッテリー交換の道です。
経験なしでバッテリー交換を行うことは、発火・発煙のリスクが伴う為、お勧めできません。リチウムイオンバッテリーが発煙した場合は、とんでもなく大量の白煙が立ち込めること必至です。屋内に取り付けられる【煙を検知して作動する防災システム】が働いて、スプリンクラーが動いてしまった時には目も当てられません…
自力でのiPhoneのバッテリー交換については、機械いじりの経験がある場合などは、大いに活用できるとも思います。それでもやはりバッテリー自体の品質も心配になります。Amazonで販売されているすべてのリプレイス用バッテリーが最高品質と補償されているわけではありませんし、初めてのバッテリー交換で高品質バッテリーを見抜くのは至難の業です。
AppleStoreによるバッテリー交換について
一方で、専門家に任せるという事であれば、AppleStoreではバッテリー交換をしてくれます。
AppleStore(=通称:アイフォンショップ)では、確かにバッテリー交換を受け付けています。しかし、バッテリーだけの交換を依頼するには、条件が整っていないといけないことをご存知ですか?
バッテリーのみの交換作業について、定められた基準は明らかではありませんが、次のように語られています。
■バッテリーの最大容量が80%を下回ること
■外装や内部システムなど、バッテリー以外の箇所に異常が無いこと
上記の2点をクリアしていなければ、バッテリー交換のみを行う事はかなわないようです。
☆詳しく説明します☆
【バッテリーの最大容量が80%を下回ること】とは、『設定』アプリ内の『バッテリー』項目にある『バッテリーの状態』から確認できる『最大容量』の表示について言っています。『最大容量』とは、設計容量(工場出荷時)を100%としたときの現在の容量のことです。買ったばかりの時は100%中100%のパフォーマンスを発揮していたバッテリーでも、幾度も充電のサイクルを重ねるにつれて、その最大容量が減っていってしまうというイメージです。
【外装や内部システムなど、バッテリー以外の箇所に異常が無いこと】とは、希望箇所以外にダメージがある場合は、希望しない箇所でも修理が必要であるという事です。
例えば、画面割れを修理したくてAppleStoreを訪れたとします。しかし画面割れ以外にも、背面のカメラのカバーガラスが割れていれば、画面とカメラカバーの破損という事で、本体交換になるとの事です。画面修理だけを申し入れても本体交換しか依頼は通らないようです。
同様に、バッテリー交換だけを望んだとしても、画面にヒビがある場合などには本体交換しか受け付けを通すことはできないということになります。
バッテリー交換だけであればたいした金額では無い場合が多いと思いますが、本体交換となれば、現在手にしている端末とリフレッシュ端末(新品同等の端末)とのトレードになるわけで、値段も想定より高額になるでしょう。
メーカー・正規修理機関によるバッテリー交換だけを依頼することは、意外とハードルが高いのです。
街の修理店について
サードパーティの修理店であれば、融通が利く場合がほとんどです。
例えば当店の場合は、バッテリー診断を行った後、現在のバッテリーに関する悩みが【本当にバッテリーが原因の不調なのか】を見極めるように努めてからバッテリー交換に臨みます。
依頼主がバッテリー交換を希望したとして、端末の不具合を取り除くために必要なことを見極めることが重要です。一見してバッテリーの不具合に見える症状でも、意外と全く別の箇所の故障による不具合であることも多々あります。
また、当店の場合はバッテリー交換だけを望むユーザーに対して、バッテリー交換だけを行うことができます。最大容量が81%だったとしても交換は可能です。また、最大容量が100%のまま下がらないバグの場合でも、状況を判断してバッテリー交換やその他作業にて状態を改善させるように努めます。
当店の持ち味をご紹介します。
【経験豊富な専門スタッフが複数在籍】
渋谷駅に最寄りの修理店という事もあって、かなりの台数をこなしてきました。その経験から提案されるメニューは無駄がなく、依頼主目線で考えられています。
【データそのまま】
通常の作業では、まず端末を初期化する工程が入るのに対し、スマップル渋谷本店ではデータを消さずに作業を行っています。
【早い、安価】
ご予約いただいた順に作業を行い、なるべく複数人のスタッフで作業します。同時進行で多数の端末を修理するため、薄利多売で手ごろな価格でご案内が可能です。
まとめ
iPhoneのバッテリー交換については不透明な部分が多く、ユーザー全体が状況を把握できてはいないと思っています。
当店では、全く情報がないiPhoneユーザーに対しても情報提供を行ったうえで作業に取り掛かるよう心がけています。
自分でバッテリー交換するも、AppleStoreに持ち込むも、サードパーティの修理店に依頼するもユーザーの自由度や選択肢を広げるための十分な材料が整ってきています。
納得いく方法をしっかりと選んで、信頼のおける手段でバッテリー交換を完了できるよう応援しています。
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